アルツハイマー発症防ぐ抗体作製

http://www.47news.jp/news/2011/04/post_20110427120639.html

要約

 アルツハイマー病の治療方法を研究している松原悦朗准教授(52)らの研究グループが、マウス実験によりアルツハイマー病の原因物質を特定し、その抗体の作製が成功したと発表した。今後の研究で人体にも有効だとわかれば、アルツハイマー病は将来、予防できる病気になるという。アルツハイマー病は現在、完治させる治療法がない。同准教授によると、今回の研究成果は世界初だという。記憶障害の原因となるAβ重合体の構造について、同准教授の証明は従来説にはない新説だという。松原准教授の研究成果は神経系の米科学誌にも掲載され、ある製薬会社ではヒト用の抗体作製を目指している。

疑問

 ・なぜそれまでに無い新説を考え付くことができるのだろうか。

考え・主張

 前向きなニュースが少し新鮮に感じるが、最近の医療は特に目を見張るものがあると思う。昔は難病と言われていたものでも、今では完治させることができるものもある。癌も、最近は治せるようになってきているという。アルツハイマー病も、そのうち完治することも可能となるのではないだろうか。それにしても、このような発見をして実験を成功させる人たちには、ただただ頭が下がるばかりである。新しい発想や思い付き、革新的なアイデアは普通の人ではなかなか生み出すことができないと思う。長年研究に専念してきた人たちだけが得られるものなのだろう。様々な病気を治すことができるようになると、高齢化の問題も浮上してくるが、やはり医学に携わる人たちはこれからも様々な病気の治療法の解明に全力を注いでほしいと思う。

その他

 特になし。