30キロ圏外でも高い線量 政府、分布マップ初めて公表

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042601001311.html

要約

 政府と東京電力の事故対策統合本部は、福島第1原発事故を受けて、周辺地域の4月24日現在の放射線量分布マップを事故後一カ月半経って初めて公表した。放射線量を等高線のように表示。依然として高い放射線量であることが読み取れる。マップを見ると、原発の北西方向を中心に放射線量が高くなっていて、南西方向では警戒区域となった半径20キロ圏内でも数値が低かったり、方角によってばらつきが大きいことがわかる。また、統合本部は来年3月11日までの積算被ばく放射線量の推定値の分布マップも公表した。今後、放射線量と、1年間の積算被ばく線量推定の分布マップを月2回公表し、土壌マップも作成を急いでいる。

疑問

 ・なぜマップ作成という情報発信がこれほど遅れたのか。

考え・主張

 正確な情報が早急に求められている中で、これほどまでにマップの作成が遅れてしまうと、私たちは必然的に不安な気持ちになってしまう。確かにこのマップの数値も正しいものなのかはわからないが、悪いほうにばかり考えてしまう私たちにとっては頼もしく、信頼できる情報である。このマップを目安にして、これからの復興作業はより安心して行うことができるだろう。土壌に関するマップも、農家の人にとっては役に立つものとなるだろう。また、これから福島第一原発周辺だけではなく、より広い範囲のマップも作成するべきだと思う。

その他

 特になし。