風力や地熱の潜在力大きいと発表 東北のエネルギー調査

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042101001090.html

要約

 環境省は、風力や地熱、水力発電などの再生可能エネルギーの利用可能性として、東北地方に火力や原子力などを上回る潜在力があると発表した。民間調査会社が調査を委託され、風力発電は陸上と洋上設置を合わせて東北電力の2009年度の供給力を大きく上回った。同様に温泉発電を含む地熱発電や河川や、農業用水を利用した中小水力発電も重要な供給源となるという。環境省は「風力や地熱は地形など自然条件から東北に大きな可能性がある」と話す。また、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入が成立した場合、風力発電地熱発電などでより多くの電力が供給できるだろう。

疑問

 ・なぜ再生可能エネルギーの利用よりも原子力発電を先に導入したのだろう。

考え・主張

 やはり環境に害を与えない再生可能エネルギーの利用は積極的に導入するべきだと思う。それが今までの供給力を上回るならなおさらだろう。原子力発電は処理地の問題や、今回のように地震による被災など、日本ではさまざまな問題を抱える。原発導入を検討する際に、再生可能エネルギーの利用については議論されなかったのだろうか。それとも昔はそのような再生可能エネルギーの利用による発電量は推測できなかったのだろうか。原発事故により原子力発電の安全性が揺らいできているので、東北地方での迅速な開発が必要だと思う。

その他

 特になし。