出荷停止のホウレンソウを宅配 千葉県が業者厳重注意

http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042101000305.html

要約

 千葉県で、政府の出荷停止対象とされた同県多古町のホウレンソウを宅配していた。宅配先の一部では既に消費されていた。同県芝山町の業者が多古町から出荷。業者は「自粛は知っていたが、出荷停止対象とは知らなかった」と話し、県は口頭で厳重注意した。出荷したホウレンソウを調べたところ放射性物質が暫定基準値を大幅に下回っていた。

疑問

 ・なぜ放射性物質の基準値を大幅に下回ったホウレンソウが出荷停止になったのか。
 ・出荷停止という情報がなぜ伝わっていなかったのか。

考え・主張

 今回の地震によって福島原発周辺の野菜などの食品が放射性物質を多く含んでいるとして、出荷が制限されたり、禁止となったりして、放射性物質が暫定基準値以下のものでも風評被害が深刻化している。放射線物質が過度に含まれているとわかった場合、私たちだって摂取しようとは思わないし、政府が規制をするのも仕方がないだろう。しかし、ただ茨城産だ福島産だといって敬遠していしまうと、農家の人たちはさらに生活することが困難になるだろう。放射性物質が多く含まれているかもしれないといって、被災地周辺の食品を避けるのはやめるべきだと思う。

その他

 特になし。