仮設住宅の完成1割未満 震災2カ月の被災3県

http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051001001073.html

要約

 東日本大震災から2カ月経ち、被災地では復興への歩みが続くが、未だに多くの人が避難所生活を続けている。福島県では再開できない学校もある。義援金の支給はようやく一部で始まった。3県の避難者数は計9万6118人。原発事故の影響などで避難先は全国に広がっている。仮設住宅は10日現在、3県で計約3万戸が着工し、このうち6390戸が完成。3県の教育委員会によると、公立の小・中・高校は岩手県宮城県はすべて再開。ただ、福島県では福島第1原発事故の影響で26校が授業を始められていない。始業式が1カ月程度遅れた学校も多いので、夏休みの短縮などを検討している。義援金は、自治体が被災したり、住民の安否確認が進まなかったりして支給が遅れている。

疑問

 ・なぜ仮設住宅の着工がこれほどまでに遅いのか。
 ・義捐金を早く全員に与えられないのか。

考え・主張

 避難所では他の人たちと一緒に寝泊まりしているので、プライバシーなど様々な面でストレスを感じてしまうだろう。仮設住宅ならば、プライバシーが守られ、より安心して暮らすことができるだろう。それなのに、これほどまでに遅くなると、避難者の人たちの苦労は私たちの想像を絶するものだろう。なので、避難者のためにも早急に仮設住宅を全員分完成してほしいと思う。また、義援金もいろんなところから寄付されているが、その配分などを決めるのも遅すぎると思う。被災者のための措置など、全て後手後手に回っているような気がしてならない。

その他

 特になし。